blog[山口茜のblog]

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2009年12月 アーカイブ

クワズイモ

コーラスで一緒だったTiinaから、手紙とともにフィンランドのカレンダーがおくられてきた。

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私は年越しを2回もフィンランドで過ごしたおかげで、9月に帰国してからこれまで、日本の生活の何もかもが新鮮に思えてとても幸せだった。スーパーにおいてある野菜の品ぞろえの変化とか、冬になると青魚が消える事だとか、お正月用の食材の豊富さとか。山々の色の変化も素敵で、家の周りにある世界遺産も本当に素晴らしくて。フィンランドに行かなきゃ感じられなかった新鮮さだった。

そして今やすっかり、フィンランドに行ったことなんてウソだったみたいに、日本の生活に溶け込んでいる私。ぽっかりと、この手紙をなんの抵抗もなく読める私が、魔法のようだ。紙に2本、点線を引いて、そこを起点に谷折りした部分、それがフィンランドで、でもそうやってフィンランドをなかったことにしたくなかったから、私はあんな風に、フィンランド語を必死になって勉強していたのかもしれないな。←やっぱりこじつけか。

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クワズイモが安くなっていたのでとうとう購入した。今はこの程度だけど、夏になったらもっと元気に葉っぱが増えてくれるらしいので。ずっとほしかったクワズイモちゃんだから、大切にします。ふつう撮影するときに布団をのかせたりするんだろうけど、もう邪魔くさくてね。今日も今から大掃除。

2010年も、新しいチャレンジがいっぱい。
頭整理するみたいに、掃除する。

地点の事務所

今日は三浦さん(演出家in京都)お手製の夕御飯を頂いて、地点の皆さんといろいろ話した。地点の事務所は私の理想とするところの町家(町家の雰囲気を壊さないように住みやすく改装されている町家)で、うらやましかった。

ちょうど昨日、演劇喫茶で、池田なっちゃんと町家で事務所とか稽古場したいって話したとこやったからなあ。

もちろん芸術センター10周年記念の式典の戯曲についてもいろいろ聞いた。奇しくも三浦さんの好きな物や作りたいもの観たいものが、ミーカさん(フィンランド人の日本文学者)とすごく似ていて驚いた。私はそういう人に縁があるのかもしれない。

明日から年末に向けて家を掃除する。
2009年も終わるねー。

ワークショップ1日目

数年ぶりのワークショップです。
ワークショップの後、参加者の人に御飯に誘ってもらいました。
今日起きたら体が痛かった。わたしやばい。すっかりなまってる。

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西岡未央ちゃん、や乃えいじさん、山田かつろうさん 坂口修一さん

芸術創造館の近くのまんまという居酒屋は、おばちゃんもいい感じやし、ご飯も安くておいしくて、びっくりしました。
あかん体が痛い。

自然薯

由紀ちゃんにまるまる一本自然薯をもらいました。
自然薯って皮をむいたらあかんらしい。
まず、たわしでしっかり汚れを落としたあと、

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こうやってコンロの火でひげを焼くそうです。

そのあとすりおろして、卵の黄身と醤油で食べました。
山いもとは違うねっとり感が、喉を圧迫してすごかった。
でも、ものすごくおいしかった。ありがとう由紀ちゃん!
今日はネギもくれたしね。とれたて野菜は幸せやねんありがとう。

今日、家を出る前に同居人と駅伝を見てて、たすきを渡す瞬間を見た時に、
「う、涙が出そうになる」
と同居人が言いました。実は私もちょっと「うっ」ときてて、でもばれないようにしてたので、同居人がそれを言うた時に、驚いて、みんなそうなんかあと思ったのです。(「みんな」のデータの採取が2人で申し訳ないんですけど)

育ちの違う私たち、駅伝を通じて特に思い出もない私たちが、たすきを渡すというこのタイミングでおなじく涙を流すのには、やっぱり人間として、何か理由があるんじゃないか、と思いました。だって、子供とか犬とかの映像ってたわいもないことで泣けてきたりするでしょ、それと同じ効果が、たすきを渡す瞬間にもあるってことなんですもんね。がんばってるから泣けるっていうのはあるけど、それなら走ってる間でも泣けるわけで。なぜかたすきを渡す瞬間が、うっとくるっていうのが、面白いですよね。

常に人と人が、世代と世代がパスしあう、一生懸命生きてきた世代が、次の世代に何かを伝える、このことに私たちは確実に反応するようにプログラミングされているのかもしれないですね。本能的に、何かを伝え、伝えられるようにできてるんやろうな。私はまだまだ、若い世代だから、もっと耳澄ませて、いろんなパスを受けたいと思います。

年末ですが、意外にもすることがたくさんあります。
あした一本プロットあげて、その次の日から野田秀樹さんのWSに参加させてもらいます。週末は次回公演の台本を書きなおして、来週は京都芸術センターの式典の戯曲の打ち合わせが三浦基さんとあって、それでやっと、年末です、2年ぶりの日本で過ごす年越し   そばとモチ がたべられる!!!!

変わる

せんじつ、フィンランド人のEEVAが演劇喫茶に遊びにきてくれて、久しぶりに3時間ほどフィンランド語を話した。最初はちょっとつっかえたけど、すぐに調子が出てきて、たいして変わってないことに安心。ただもちろん、現状維持なわけで。なんとか少しでも、あげていく方法はないものかと未だ考え中。それにしても、フィンランドで使うフィンランド語と日本で使うフィンランド語はまた違っていて、とても面白い。年末年始は、日本のお正月初体験だそうなので、案内することにした。フィンランドから彼氏も来るらしく、日本をどう感じるのか、ぜひ聞いてみたいと思う。

なぜこんなにフィン語を話すことにこだわるのかは私にはわからない。
日本の生活には本当に必要ないし、外国語の中でも極めて使用機会が少ない。
偶然会う外国人の中にフィンランド人がいることはほとんどないし、ていうかフィンランド人はみな英語が話せるし。

でも、フィンランド語や、それにまつわるいろんな事が、この2年の間に私を動かしたことは事実で、ほんとうに、何かががらっと変わって、それがすごい体験だったんですよ。それは良い変化か悪い変化か、ということでなく、なんというか、とにかく、つけてた眼鏡が変ったおかげで物事の見え方まですっかり変わってしまったみたいな、どっちが良かったのかわからないけどとにかく、演劇を上演するということに関しては、決して悪い方向にはいかない変化が、ぼーんと起こってしまいまして、それで私は言葉にならないんだけど、フィンランド語は勉強しつづけたいなーと思っているのである。今日の、次回公演の顔合わせでも、本読みでも、それを痛感した。

まーなんにせよいま、ちょうど転換期。いろんな事が重なってて大変ぶ厚い時期。うまくシフトチェンジできたらいいなー。流れていきたい。

とりとめないけどいつものように。

奇跡の海→脳内ニューヨーク→人魚。

脳内ニューヨークの「自分はわかっていると思っているが実は全然分かっていないということを私は分かっていると思っているが実はそれは思い上がりなのでは」という禅問答みたいなことが延々と繰り返されていたのがものすごく、にぶーく痛快だった。

頭で意識できることなんてほんとに、一握りだということを常々意識しておくことの重要性。どっちやねんと思うけどなー。わからないものをわからないままにしておく能力。でもやっぱりわかりたい私のこととあなたのこと。あと、登場人物の掘り下げの深さみたいなもの。ところで映画や演劇を観て、芝居の構造とか演技みたいなものが、面白いほどよく見えるようになったのに、以前のように「なぜだかわからないけど涙が・・・」みたいなことはなくなっている。良かったのか悪かったのかー。

いずれにしても、同じ作家の、同じ監督の、同じ劇作家の、同じ演出家の、そして同じ俳優の作品を、見続けたいと最近よく思います。前篇を通して繰り返し現れるモチーフと、毎回大なり小なり起きる微妙な変化がとても、面白い。

人魚→いま京都でやってます。というより今しかみれません。田辺さんは見続けるべき作家だと思う。

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昨日、フィンランドから帰ってきて初めて、ライ麦パンを買いました。日本のライ麦パンはおいしいなー。なのにフィンランドのライ麦パンが恋しくなるのは、なんでなんだろうなー。ちなみに奥にうつってるのは、長野のりんご蜜いっぱい。父が送ってくれたのです。

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豚バラもおいしかった。これはフィンランドにいて食べられなかったもののひとつですね。豚バラ。ちなみに我が家では、クックパッドでつくれぽの多いレシピを探してきて作る、っていうのがものすごい流行っていて、安い胸肉(100グラム29円)とかを買い込んで冷凍して、せっせとつくれぽせずにこんな風に作っては食べてるわけです。こういう潜在的なユーザーもいるわけだから、やっぱこのつくれぽ500件超えはすごいんだな→厚切り豚バラの照り焼き。

最後に、御所の紅葉です。
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ものすごいきれいやったー。
こんな悠長な感じで、1月も過ごしたいけど、稽古入ったらまず晩御飯がまともにたべられへんようになるのが、辛い。

風邪を避け

風邪ひきかけのところ、ビタミンシーをとりまくって寝れるだけ寝たら、どうやら重症になる前に無事元気になりましたー。やるべきことがたくさんあって、私の能力がそれにおいついていないので、風邪をひいている場合じゃなかったので、助かったわ。

それにしても、フィンランドにいる間には想像だにしなかったお仕事の依頼が、次々に舞い込んでくるんです。いや、むっちゃ忙しい人からみれば「次々に」ではないかもしれないけど、私にとっては結構多い。人間というものは、社会的に認証されたい、という欲求があるとどなたかの本に書いてあって、やっぱバイトの傍ら演劇やってる人が一番つらいのは、「社会的に何ものにもなっていない感じ」なのかもなと改めて思います。たとえば何の仕事でも、名前がちゃんとついていて「私はそれでお金をもらってるんです」って言えるんだもん。でも、演劇の場合はそれが言えないし、そもそも「へ?演劇って、げきのこと?」って言われるんだもんね、芸術の中でも社会的な認知度は日本じゃとても低い。「絵を描いてるんです」とか言うと「画家さんなんやー」って言ってもらえるのにね。

私は自分もがんばらなあかんけど、演劇を真剣にやってる人が「演劇やってるんです」って胸を張って言える環境を作りたいと思います。フィンランドから帰ってきて、そういう思いがとても強くなりました。

告知がおくれましたが、

今週末、人魚でアフタートークに出演させてもらいます。

久しぶりの田辺剛作品、楽しみです。

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チラシ進行中。

あー眠いー。明日は初の演劇カフェ。皆さんコーヒーだけでも飲みに来てね

私をやる気にさせる作業用机

先日、夷川通りを自転車で走っていたら、ご自由にお持ち帰りくださいと書かれた机を発見。ずっと探してた大きさ、形、デザイン、色。こういうことってあるんだなーと喜びながらいただいてまいりました。

その机でやっと、次回公演の準備が始まりました。

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チラシを作っています。

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台本を書く準備をしています。(最近こういう書き方を始めました。楽しい)

ひとつのテーブルで上記のように二つの事ができちゃう。ものすごくうれしいです。予定よりもだいぶずれずれですが、なんとか準備をすすめてゆきたいと思いますー。

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さいごに私の初めての版画を。ほんとはチラシにしようと思ったのですが、没にしたのでせめてブログでアップします。次の公演の出演者のつもりなんですけど。ちなみにチラシの版画担当は私から鈴木正ちゃんにうつりました。全然クオリティーが違うねん。

12月が始まり

犬の世話から晴れて、帰ってきました。

母の家には、葉っぱをつけたかぶがあったのですが、彼(もしくは彼女)のテンションが、むちゃくちゃ下がってたので、葉っぱを甘く煮てご飯にまぜて握り、かぶを鷹の爪とお酢で浅漬けにして、昨晩つくったおでんと一緒に冷蔵庫にいれてきました。母はとても忙しい人なので(昨日も書きましたね)、ご飯もろくに作る時間がありません。だからせっかくもらった葉付きのかぶも、彼女にとっては猫に小判なんですね。(たぶん小判の意味は知ってるけど、使いこなす時間がないんだよね)

実家から帰ったあと、むつみちゃんに紹介してもらったフィンランド人のEevaの展示会が芸術センターであったので、観に行きました。Eevaに、「久しぶりにフィンランド語話した!」と言ったら、「私も!」と言ってました。Eevaの作品はとても軽い紙でつくった、貝殻を思わせる置物で、とても繊細。日本人の繊細さとフィンランド人の繊細さはちょっと違うんだけど、でも話をした感じ、彼女はフィンランド人女性特有のガーンと強い感じを持ってなくて、どちらかというと控え目でおとなしいので、作品もそういう彼女の気質がしっかり現れていて、いい感じでした。日本の海に行ったことがないと行ってたので、薦めておきました。日本の海は、フィンランドのそれとは、全然違うからなー。

そう、いろんな人に、一緒に稽古しましょうよと声をかけています。良かったら皆さん、一緒に稽古しましょう。なかなかそういう機会ってないだろうから。

今から京都芸術センターの10周年記念の台本を、書きます。
それが終わってもまだふたつ、台本が待っています。